
「あっ、あなたは・・・・」
「ほ~、軍曹。台詞を変えたな」
「えぇ、いつもと同じでは飽きますから。で、今日は何ですか?またおふざけですか?」
「ハハハァ、オヤジ軍曹はいつも厳しいな!ところで上等兵君に説明していた ”ブラザースタンプ”
についてだが補足説明と商品紹介したいのだか・・・」
「何ですか?前は "両腕印鑑サック" でしたけど今度は "両足スタンプサック" ですか?」
「オヤジ軍曹!両足をスタンプにしたら歩けなくなるではないか!ふざけているのか!」
「え?」
「確かに "ブラザースタンプ" も便利だが、押捺する封筒の数が100枚や500、1000枚だったら
どうなる?やはり非効率だし大変だろう。私が今回説明したいのはそのような場合、諸君から見て
右側にある "封筒印刷" にした方が効率的だと言う事だ!」
「えっ?えっ?」
「我等が所属するOST軍の「はんこ広場池袋西口部隊」であれば、安くて仕上がり丁寧。もちろん
この見本は墨1色で表しているが、カラー印刷もOKだ。我々はスタンプとともに "封筒印刷" も
一緒に推奨しなければいけない事を私は伝えたかったのだ。オヤジ軍曹!」
「えっ?、えっ~?」
「最前線で大変なところだが、出来るだけ多くの人々に良き商品提案しなければいけないぞ!
オヤジ軍曹。私も可能な限り支援しよう。それともこの "じゃあ" では力不足かな?軍曹。」
「ぐっ、軍曹殿!こっ、この少佐・・・・・」
「あぁ、この少佐・・・変だ。っか、普通に至極真っ当なコメントしてる!
なんだ、なにがあったんだ!」
第8話完。次回に続く・・・・